はい!こちらは、私のYouTubeチャンネルの記念すべき1本目の動画です。
なんとも言えない間抜けな顔をしておりますが、これが一番マシな顔だったのです(大丈夫、強く生きるわ☆)
この曲は私にとって思い入れのある曲の一つなので、想いを綴りたいと思います。それでは、いってみよー!
孤独を救ってくれた音楽部
高校時代、私は音楽部に所属していました。
合唱を主にする部活でしたが、当時「ハモネプ」として流行っていた「アカペラ」を中心に行っていました。
(現在、リバイバルで再流行してきましたね!)
高校入学当時から、私は「東京藝術大学の声楽科に行きたい!」と思っており、
そのためには、ものすごく頑張らなくてはならないことを自覚していたため、
「部活なんてやっている場合じゃないわ!私は藝大に行きたいのよ!(鼻息)」
と強がり、当初は部活に所属せず、音楽の勉強に勤しんでいました。(今思えば相当アホでしたw)
しかし、私の高校は少々特殊な高校で、授業はクラスとはまた別の「講座」と呼ばれるグループごとに受けるため、
クラスの子達とは朝夕のホームルームでしか関わることがありません。
そのため友達関係は、部活やサークルで築くことが主でした。
加えて私は人見知りのコミュ障。
話しかけてくれる優しい子はいましたが、自分からみんなの輪に入っていくことが苦手すぎて、なかなか寂しい毎日を送っていました。(不器用すぎる…笑)
しかし、私が歌を好きなことを知ってくれたあるクラスの子が、
「一緒に音楽部に入ろうよ!」
と誘ってくれたのです。(天使かな?天使だったわ)
それからというもの、歌が好きな仲間が増えて毎日が輝きだしました。
一緒にキャンプに行ったり、クリスマスパーティーをしたり、部室でトランプをしたり。
ゆるい部活だったので、音楽の勉強と並行して行うこともできました。(あの心配はいったいどこに)
仲間がいる生活が本当に楽しくて、今でも忘れられません。
音楽部の十八番
そんな音楽部では、よく歌う十八番がありました。
その中の一つが、この「You Raise Me Up」だったのです。(やっと本題入ったな…)
歌詞を要約すると、
あなたが支えてくれるから、困難を乗り越えられる。
あなたが支えてくれるから、より強くなることが出来る。
作詞:Brendan Graham
アイルランドの民謡「ロンドンデリーの歌」を基にした美しい旋律に、
周りの人々への感謝を綴った歌詞が書かれています。
私の寂しさはみんながいなかったら救われることがなかっただろう、という想いにも重なって
この曲をみんなで歌うたびに幸せを噛みしめていました。
みなさんにも、こんな想いを抱いたことがきっとあるはずです。
それ以来
大学を卒業してから、色々なコンサートでこの曲を歌わせていただきました。
聴いてくださった方が涙をこぼしてくれたり、「この曲、とっても良かったよ!」と声をかけてくださったりして、私自身の十八番にもなっていきました。
YouTubeを立ち上げるにあたり、一曲目はやはりこれだろう!と真っ先に思い、制作に至りました。
今ではほとんどアップすることのないクラシックベースの発声ですが、
私のルーツとして受け止めていただけたら嬉しいです。
是非、みなさんの周りの大切な方を思いながら聴いてみてください。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!!