こんにちは!歌手&動画クリエイターの相良夏美です!
今日はよくご質問いただく「私が歌の道を志したきっかけ」についてお話します。(ほぼ調子に乗ってきた歴史です)
それでは、いってみよー!
さがら、合唱団に入る
私が通っていた小学校には「合唱団」がありました。
学校のクラブ活動のようなもので、希望する児童のみが所属し、コンクールに出たり、音楽会で歌ったりしている団体でした。
合唱団には3年生から入ることができましたが、私は4年生から参加しました。
きっかけは、「みんなで合宿に行けて、超楽しいよ!!」と勧誘されたことでした。(単純)
だって楽しそうじゃん。みんなでバス乗ってさ、夜は枕投げしたりしてさ。
まんまと乗せられた私は、入団してからある方と出会うのでした。
さがら、調子に乗る①
合唱団は朝と放課後に練習があり、体操をしたり発声練習をしたり、曲の練習をしたりと、割と本格的な活動をしていました。
目標は夏のNHK合唱コンクールでの県大会出場。そして、全国大会出場。
合唱コンクールで勝ち抜くには、まず第一に発声の良さが求められます。
力んで喉を絞めた発声ではなく、きちんと脱力しつつ、身体を使って共鳴した美しい発声が肝です。
ほぼ毎日の練習を通して、発声のいろはを学んでいくのですが、それがもう楽しくて!
覚えるごとにどんどん自由になっていって、「声を出すってこんなに気持ちがいいの!」と感動する毎日でした。
合唱団を指導していたのは音楽の先生でしたが、彼女は「熱血」という言葉が似合う、とてもエネルギッシュな先生でした。
いい発声法を知っている先生がいれば、東京に出向いて練習を見学してノウハウを学んだり、
地元の声楽家の先生を練習にお呼びして指導してもらったりと、私たちが学ぶために必要なことは何でもして下さいました。(その声楽家の先生が、後の私の師匠になります!)
そんな先生から、
「なっちゃん、歌の才能あるね!すごく伸びると思う!」
と声をかけていただき、まんまと相良は調子に乗ります。
さがら、調子に乗る②
合唱団で歌うことの楽しさを知り、家でも学校でも歌いまくる毎日。
近所には私の歌声が響き渡ります。(迷惑)
小学校5年生のある日、母が新聞でオペラの子役オーディションの記事を発見し、
「受けてみたらいいんじゃない?」
と勧めてくれました。
そのオペラは地元 長野県諏訪郡で7年に一度行われている奇祭「御柱祭」の元となった神話をモチーフにした、ご当地オペラ。その名も「オペラ御柱」でした。
オーディションで歌詞をど忘れしながらも、なんとか合格をいただき出演することになりました。
初めてのオペラの舞台。
演技をして、衣装を着て、伴奏はオーケストラで、大人の人達も大勢いて、オペラ歌手と呼ばれる人達も一緒に歌って…。初めてのことだらけでワクワクが止まりませんでした。
その合唱指導をして下さっていた先生にも、
「あなた才能あるね!将来ものすごく伸びるよ!」
と言っていただき、相良少女の思い上がりはMAXに。
このまま頑張ったら、一体どんな歌が歌えるようになるんだろう…?
「わたし将来声楽家になる!!!」
そうして、今に至るのでした。
調子に乗りやすいタイプでした!笑
出会いのおかげ
順調に調子に乗って今に至る訳ですが、
先生方に褒めていただかなかったら、歌の道を志したりしていなかったかも知れません。
その前は「看護師さんになって、お休みの日にオリンピックに出る!」といった寝ぼけたことを言っておりましたので、幾分かまともに軌道修正されている…はず…。
私の中にあるものを見出して育ててくださった方のお陰で、今の音楽ライフがあるので感謝しかありません。
せっかく育てていただいた能力なので、せめて誰かのためになれば…と思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!